保育士の仕事は人間関係が必須
いろいろな人と関わることが多い保育士。
子どもたち、保護者、同僚、上司・・・毎日、人間関係を上手に行うのが仕事。
どの仕事でも人間関係はつきものですが、中でも多いと言われるのが保育士。
そして、保育士の離職の理由のトップになるのが、”職場の人間関係”。
離職理由の3人に1人が職場の人間関係で退職をしています。
- 一緒に働く同僚とうまくいかない。考え方や価値観が合わない。
- 先輩から無視やいじめに合う。
- 上司から嫌われている。
- 子どもたちを上手に保育ができない。
- 保護者にモンスターペアレンツがいる。
人間関係と言っても、理由はさまざま。
人間関係で悩んでいたとしても、簡単に退職をすることもできない。
仕事に行きたくない。行くのが辛い・・・。
そんな悩みに、保育士20年以上のおちゃぷが悩みに答えます。
人間関係良くする4つの方法
1・本音を話せる人を見つけよう
本音を話せる人を一人だけでいい。見つけることは必須。それが、先輩でも、後輩でも、同僚でも。人間関係で悩んでいた時、本音を話してみたら、実はその相手も同じようなことを感じていた、っていうことあり!!
また「そうだったの?全然気が付かなかった」ということも。
自分の思いをわかってくれるって、とっても大切。できたら同じ職場にいるのが最高だけど(状況がわかるので)、そうでなくても、全然OK!
自分の気持ちを外に吐き出すってことで、随分ストレスの解消になります。
絶対に、一人で抱え込まないで!
2・コミュニケーションを取る
仕事で行き詰まったことは、相談をしよう。
子どものこと、保護者のこと、些細なことでも相談して、コミュニケーションを取ることが大切。
実は、仕事の相談をされると、頼られているんだな、と思い、喜ぶ人が多いのです。
親身になって話を聞いてくれたり、体験談を話をしてくれたり。
自分から話をすることで、グッとコミュニケーションを取れます。
今、私は、保育士の指導をする側の仕事をしています。若い子が、いろいろな質問をしてくれます。
正直、嬉しいですよ。
質問をしてくるってことは、仕事に対して前向きに取り組もうとしている証でもあります。
一生懸命に仕事をする子には、応援をしたくなるものです。
コミュニケーションを取ることは、必要です。
3・リフレッシュをする
何よりも、休日のリフレッシュはとても大切。
中間管理職の私は、休日も自宅で仕事・・・という日も多いのですが、やはり、”この日は〇〇をする!”、”△△へ行く!”って、ストレス解消。
行き詰まって、夜も眠れない、体調も悪い、これは心療内科案件か?なんて思った時期も、何度かありました。
数ヶ月続くことも・・・。
でも、これを脱出できたのは、仕事とは違う世界。
リフレッシュにでかける、趣味に没頭。いいことです!
仕事だけを考えていたら、気がおかしくなりますよ!
4・自分のスキルを上げる
どうしても、周りの人に、なんで自分のことをわかってくれないの?
と思ってしまいがち。
そして、周りの人は、スムーズに仕事ができているようにも見えてしまう。
本当は、誰もが悩み、考えながら保育士をしているはずだけど。
そこで、頼りになるのが、自分のスキル。
自分のスキルを上げることで、”ここだけは負けないよ”というところを作る。
保育士って、多岐にわたる仕事の内容。
人間関係、子どもの発達理解、環境構成、リトミック、運動、ピアノ、発達障害への理解と対応、製作、パソコン、お便りを書く文章能力・・・・・などなど。
上げたらキリがありません。
そんな多岐にわたる内容だからこそ、自分はここだけは任せて!というジャンルを作るのは、強みです。
よくいるのは、ピアノが上手な保育士。
ピアノが得意なだけで、仕事の業務量は苦手な人より、正直めちゃくちゃ少なくなります。
だって、練習をする量が違いますから。
お便りの文章能力がある人は、お便りを書くのが早い。
発達障害について、人より知識が深ければ、適した対応ができ、仕事も他の人よりスムーズに運びやすい。
何かスキルを持つだけで、仕事の量は軽減されます。
そして、周りからも”このことについては〇〇に聞くのがよい”ってなります。
一目置いてくれることは、自分にとっても、保育園にとっても有効です。
遠回りのようでもありますが、人間関係にも必ず良い効果があります。
常に学ぶ姿勢を持ち、スキルアップを目指しましょう。
保育士は人間関係が中心の仕事
上司、同僚、子ども、保護者・・・保育士の仕事は、どこを切っても人間関係がつきもの。この人間関係が辛くて職場から離れる人も多いのが保育士です。
女性だけの世界、狭い空間・・・人間関係がドロドロしやすい環境ですよね。
どうして、自分だけうまくいかないのかな、と思ってしまいますが、まずは相手が自分に何を求めているのか?を考えてみるとよいでしょう。
相手との価値観のずれがあったり、同じクラスの職員(複数担任)との意思疎通不足、阿吽の呼吸が取れない、はたまた、相手の性格の問題・・・
悩んでしまうと、自分の気持ちが先走ってしまい、気持ちばかりで追い込んでしまいます。
その前に、相手がどのような人か、何を考えているのか汲み取ることで、対応の仕方が見えてくることもあります。
相手に変わってもらうことは難しいけれど、自分が変わるのは、今からでもできる!!
5・転職をする
それでも無理な場合・・・
この現状から抜け出せそうもなければ、転職をすれば良いのです。
辛くて、毎日泣きながら仕事へ行ったり、病院へ行ったり、なんて無駄。
保育園は、たくさんあります。
保育士資格があれば、保育園以外にも働ける場所はたくさんあります。
・企業内保育
・院内託児所
・家庭的保育事業
・ベビーシッター
・放課後児童クラブ
・児童館
・児童養護施設
・乳児院
・障がい児施設
・母子生活支援施設
または、業種を変えるのもありです。
子どもの集まるような場所で働くことも可能です。
・写真館
・テーマパーク、アミューズメント
・子供服、おもちゃ売り場
今まで培ってきた経験を活かし、新たな職場で働くことも、保育士ならできます。
保育士の資格は多岐に渡るため、経験も豊富。
保育士は、子どもと遊ぶだけではありません。
手紙や連絡帳、お知らせ、書類などを書くため、文章力が養われます。
子どもと歌をうたう、発表会やリトミックなどを行うため、音楽にも触れます。
子どもの制作を考える、見本を作る、絵を描くなど、せいさく技術も育ちます。
子どもへ、行事の習わし、食育、しつけを教える。自然事象を一緒に感じたり、身近な草花や小動物を見て触れるための知識。
野菜を育てる、掃除をする、草をとる、木を切る・・・雑用も山ほど。
本当に、いろいろなことに触れているため、保育士を務めると、様々な経験ができます。
なので、自分の経験を活かした転職活動だって、あり!です。
ぜひ、新しい一歩を踏み出して、やりがいを持った仕事をしましょう!
ではでは!
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