・子どもが怒って物を投げる。
・友だちと喧嘩をして、叩いたり、押したりした。
・朝急いでいるのに、なかなか支度をしない。
・言うことを聞いてくれない。
このような経験ありませんか?私はあります!私の子どもは、小学生と高校生ですが、未だにしょっちゅうあります。(笑)
こんな時、私もイライラしてしまいます。その後、自己嫌悪・・・。けれど、ちょっとでもイライラが減るようなコツを今から紹介します!
子どもは大人の背中を見て育つ。感情的になりすぎない6秒ルール
子どもが物を投げたり、友だちや兄弟などを叩いたり、してほしくない行動をして、つい、「いい加減にしなさい!」と大声を出してしまいます。
大人だって、感情がある人間。怒れてしまう気持ちはよーーーーっく分かります。
実は、大人が怒鳴ったり、物を投げる、手が出てしまうようなことは、子どもに躾をしているつもりが、悪い見本になってしまいます。「カッとなって物に当たる事をとめてほしい」という意図に反して、親の感情的な姿や行動をそのまま学習し、身につけてしまいます。
大きく深呼吸、6秒で脳が変わる?
このようにイライラしてしまった場合、まずはほんの少し(できれば6秒以上)深呼吸をしたり、意識を他のことへ向けるなどして、少しだけ間を置いてから対応しましょう。
なぜ、6秒がいいか。感情のコントロールをするブレーキの役割をしていることが脳(前頭前野)は、6秒たたないと機能し始めないと言われています。
つまり、6秒たたないうちに大人が子どもへ感情的に怒り始めると、ブレーキが効かなくなってしまいます。
子どもが起こす行動にも理由がある!どうしてやったのか聞いてみる。
子どもが友だちに叩いてしまうような行動があった場合、子どもなりに理由があります。その理由も聞かずに、一方的にいけない行動だけに目を向け注意をすることは危険です。
一方的に注意してしまうと、子どもは叩いた行動を注意された、という認識でなく、”どうしてやってしまったのか”という気持ちも聞いてもらえず、全てを否定された思いになってしまいます。
大人でもありますよね。会社の上司や旦那などに、頭ごなしに注意された時。私はこんな気持ちだったから、こうしたのに!聞きもしないで、勝手に怒らないで!
子どもだって、同じように思います。
”叩いてはいけない”と言う事を教えることは大切ですが、それだけになってしまうと、子どもはどうしたらいいのか分からなくなります。
どうして叩いてしまったのか、理由を聞く。
叩いてしまった理由に対して、受け止める。
嫌だった思いを受け止めた上で、どうしたらよかったのか一緒に考えながら、答えを子どもから引き出してみる。どうしたらいいか、教えていく。
今度は、「お母さん(保育園の先生)に嫌だったら教えてね」と伝える。
子どもの気持ちに寄り添って、次にどうしたらよいのか導いていくことが大切です。
大人は急いでいるのに、子どもはのんびり。その場合、具体的な指示をする。
「早くして!」私も未だに言ってしまいがちです。特に朝は時間がないのに、子どもはのんびり寝ている・・・。ご飯ものんびり食べている・・・。まさに我が家の光景です・・・。
「早くして!」「いい加減にしてよ!」朝の恒例の声になっちゃいますね・・・。
実は、このような曖昧な表現は子どもには理解が難しく、行動をしにくい表現です。
まず、子どもには分かりやすい表現をしましょう。
伝わりやすい表現
見たり、聞いたり、数えたりすることができる具体的、且つ簡潔な表現をしてみましょう。
「早くご飯を食べて!」→→→ 「時計の針が8になるまでには食べ終えてね」
「いい加減にテレビ見るの終わり!」→→→ 「あと10数えるまでにテレビ止めてね」
大人が言っていることが、子どもに正しく伝わっていなければ、うるさいだけになり、子どもはどうしたらいいのか分からなくなります。
子育ての黄金比率「褒め・認める」:「注意・叱る」=3:1
大人が忙しいと、ついつい気になることばかりに目が向いて怒ってしまいがち。
そのような時は、何気なく過ごしている姿にも目を向け、言葉にして認めてみてはどうでしょう。
いつもは兄弟喧嘩ばかりしているけれど、今は仲良く遊んでいる。→
2人で楽しそうに遊んでいるね!
ご飯をきれいに全部食べた。→
お皿がピカピカになるまで食べてがんばったね!
オットセイ理論
人を称賛する時に使う感嘆詞である「おおっ!」
子どもの何気ない普段の行動に「おおっ!」をつけてみる。また、あいさつの言葉を言ってみる。
例「おおっ!ご飯きれいに食べたね!」
「おおっ!帰ってきたね。おかえり!」
オットセイ(おおっ!とSAY)理論を試して何気ない行動を認めてみましょう。
まとめ
認めたり、褒めたりする割合が増えると、親子の関係も良好に。そして、親の指示を聞こうとする可能性も高くなります。
ぜひ、普段の子どもの姿も認めて、褒めて。自分もイライラ軽減につなげていきましょう!
私も、まだまだ育児中!実行中です!
ではでは!
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