もうすぐ小学生になるけど、まだ字が書けない・・・
小学校に入学すると、勉強が始まるのに、まだ字の読み書きできない・・・。
学校の授業についていけるのかしら?
このような悩みに、保育士20年以上のおちゃぷが、無理なく文字を覚えるコツを3つ教えます。
私も、息子がなかなか字を覚えず悩みました。
絵本の読み聞かせをする
絵本を読み聞かせをする。
絵本の読み聞かせには、いろいろなメリットがあります。
その一つに、字を覚えるきっかけもあります。
好きな絵本をゆっくり読んでいくと、子どもも絵を見たり、字を見たりしています。
お母さんの読んでいる言葉を聞きながら、字を追って見ていることもあります。
言葉を聞きながら、絵や字を見て確認することもあります。
大好きな絵本は、自分でも読みたくなり、試行錯誤して絵本を読むようになります。
絵本には、不思議なパワーがありますね。
また、図鑑を一緒に見るのもおすすめです。
子どもの興味を持ったことの図鑑を見ていると、「ここなんて書いてある?」と、聞いてきます。
その言葉が出たら、チャンス!
書いてあることを読んであげると、子どもは次々に、「これはなんて書いてあるの?」と聞きます。
好きなことを知る楽しさで、字も知らず知らず覚えていくのです。
そして、文字を読むともっといろいろなことが知ることができる、という経験につながります。
これは、字を覚えるだけでなく、知りたい!という欲求を覚えるきっかけになります。
知りたい、という欲求は、今後の勉強の意欲にも、大いにつながります。
交換日記をする
親子で交換日記をするのも楽しいですよ。
内容は、何でもいいのです。
子どもが書いてくれたことに、否定的な言葉はかけず、ただ交換日記を楽しむのです。
大好きなお母さんが書いてくれることを、子どもは喜びます。
私も、5歳の頃の息子と交換日記をしました。
息子も楽しんでいました!
他に、サンタクロースに手紙を書く、七夕の短冊を書くなど・・・。
我が家は、サンタクロースに欲しいものを伝えるため、手紙を書き、クリスマスツリーに吊るしていました(笑)
欲しいものを書こうと、一生懸命になります。
手紙を書く、願い事を書く。相手に伝えたい気持ちがあると、字を書こうとするきっかけになります。
身の回りのことから文字や言葉に興味が持てるように
文字は、書く、読むだけではなく、言葉のやり取りも大切です。
聞いている言葉や単語が、実は正しく覚えていないというケースも多々あります。
私が経験したのは、息子としりとりをした時のこと。
聞こえている発音を、間違えて覚えているため、しりとりにならなかったのです。
言葉の再確認は、普通の会話のやり取りではないのだな、と感じました。
また、身近なものでは、標識、広告、お菓子のパッケージなど。
生活の中で、たくさんの文字に触れることがあります。その中で、一緒に字を読み、伝えていくことが大切ですね。
鉛筆を持つことは、とても楽しい!
字を書くのが嫌いな子は、鉛筆を持つのが嫌いなことが多いです。
絵を描くのも苦手なので、鉛筆を持つことに苦手意識があるのです。
息子も、それはそれは鉛筆持つのが
嫌いでした(汗)
鉛筆を持つのが苦手な子は、鉛筆を持っても楽しいことの経験が乏しいのです。
だったら、鉛筆を持って楽しいことをすれば良い!
迷路をする、間違い探しで見つけたら○を書く、好きな絵のぬり絵をする。
鉛筆を持って遊ぶ機会はたくさんありますね。
書くことが楽しい!という経験が持てるようにすることが大切です。
鉛筆を持つことが嫌いな子に字を書かせようとすると、苦手意識が高まり、余計に嫌いになるので、まずは鉛筆を持つのが楽しめるようにしましょう。
左利きの場合はどうかな?
字が書けないことに焦って、無理やり教えないで
子どもは、楽しくないことは嫌いです。
大人だって楽しくないことはやりたくありません。
ましてや、間違えた時に”❌”をつけようものなら、テンションも下がります。
もし、字を間違えて書いていたら、
「これ、何って書いたの?」
「そうだったんだね」とさらりと正解の字を知らせましょう。
「これは違うでしょ!こうやって書くの!」
なんて言われたら、嫌になります。
とにかく、楽しいという経験を積ませてあげることが大切です。
小学校までに、どこまで字が書けるといいの?
もちろん、字が書けることに越したことはありません。
でも、書けなくても大丈夫。
よく、自分の名前が書けるようにしましょう、と言いますが、
小学校では、1から書き方を教えてくれます。
まずは、字を読むのが好き、鉛筆を持って書くことが好き、というところまで持っていけるようにしましょう。
字が書けないことをストレスに感じると、子どもに敏感に伝わります。
うちの息子も、入学式時点では自分の名前すら書けませんでした(笑)
実は、焦って塾にも通わせましたが、行きたくない!と発狂するかのように泣き叫び、塾もやめました。
無理をさせてはいけません。
親が焦っても、子どもは焦っていないのだから。
そんな息子、いつの間にか授業はついていけるようになっていました。
スタートが遅くても、苦手を克服すれば、大丈夫!
塾がダメなわけではありません。
もしかしたら、塾に通うことで楽しさを覚えるケースもありますからね。
先生に褒めてもらって、やる気が出たり。
まずは、子どもの興味が持てるところから、字に触れていくようにしましょう。
小学校生活、楽しく過ごせると良いですね。
ではでは。
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